はじめに
こんにちは、株式会社Tobe-Ruの戸澤です。
医療機関の成長には、様々な壁があります。
歯科医院だと分かりやすく1.5億円くらいで組織の壁が訪れますが、
医療機関ですと業態によって売上規模は様々です。
今回は組織づくりにおける従業員数ごとでのステージをまとめてみましたので、最後までお読みください。
成長する医療機関と成長しない医療機関の違い
私が数多くの医療機関と触れ合ってきた中で
「組織の壁にぶつかる→制度設計や仕組みを作る」ことを
繰り返し運営されている医療機関は成長しております。
しかし
「組織の壁にぶつかる→ぶつかった壁を取り除くだけの対処療法でしのぐ」医院さんは何回も同じことを繰り返し、どこかで成長が停滞しています。
組織の壁とは
・スタッフの退職が多い
・ボイコット気味なことがあった
・面談での不満、愚痴などが多く挙がってくる
・労基に駆けこまれた
・朝礼、会議がどんよりしている
(笑顔がない、発言も少ない、一部の人のみ)
・幹部スタッフが育たない
・中間層のスタッフと幹部スタッフの温度感がある
・採用で良い人が採れない
・早期離職が多い
・優秀なスタッフが辞めていく
など挙げると切りがありません。
このような事態を重く受け止めるか、楽観視してしまうかで
3年後、5年後に大きく影響していきます。
最近でも医療機関さんの個人相談を受ける際に
以下のような話を聞きました。
1年前
「うちの医院は全員頑張ってくれていて、自発性も高い。忠誠心も高い。」
↓
4ヵ月前
「1人のスタッフが風紀を乱すことで他スタッフがやる気をなくしている。」
↓
3ヵ月前
「3人急に退職することになった…そして2人が労基に駆け込んだ。」
↓
1ヵ月前
「4人何とか人が新たに4月から入社することになったから大丈夫!」
という1年間のダイジェストです。
話を聞いてみると
・方針計画書がない
・ミーティングなどもしていない
・服務規程や就業規則も曖昧でスタッフに落とし切れていない
・評価制度がない
・バリューなどの行動指針もない
とのこと。
でも規模は15~20名の2億円規模です。
採用がたまたま対処的に上手くいっただけで、根本改善がなされていません。
従業員規模別に組織づくりにおけるやるべき仕組みや環境、体制づくり、
そして大きく変革させるポイントがあります。
ここをおざなりにして、マーケティング先行でいけるところまで進めてしまうと、必ずどこかで沈みがくるのです。
前述でもお伝えした通り、沈みが出てからでも遅くはありません。
そこで重く受け止めさえすればですね。
ただし、人数が多ければ多いほど、組織変革におけるハレーションは当然おきやすいです。
ですから、段階別に次のステージに向かうために丁寧にマーケティングとマネジメントを表裏一体で進めていくべきだと私は考えます。
この機会に、私が普段個別にお伝えしていることをルール化して表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
ルール化した表

※グリップアップ=トップダウンにボトムアップの要素となる現場スタッフに方針を理解し、考え、行動できる環境を加える更に上の組織形態を示す当社の造語です。
※左欄に記載があるものは原則、右欄にも積みあがっていくイメージなので、あえて記載はしておりません。
まとめ
今回は組織作りについてお話いたしました。
ぜひ自院の規模が該当する項目と規模以下の項目をご確認いただき、
取り組めている項目とできていない項目を仕訳してみてください。






