医院運営のデジタルシフトと人事評価の新たな挑戦

医療法人河底歯科・矯正歯科
院長 河底 晴紀 先生

医療法人河底歯科・矯正歯科は、昭和47年に開業された「矯正治療に強い総合歯科」として地域に根ざした診療を行ってきました。2003年に現院長が医院を継承し、当時はアナログ設備でスタッフ4名という小規模体制からスタートしました。

現在では、10台のチェアと23名のスタッフを擁するまでに成長し、以下のような構成で診療にあたっています:

  • 歯科医師:5名
  • 歯科衛生士:8名
  • 歯科技工士:2名
  • 歯科助手・受付・管理栄養士など:8名

医院のミッションは「歯科治療を通じて患者様の幸せな生活に貢献する」こと。週末には講習会やセミナーに積極的に参加し、常に最新の技術と知識の習得に努めています。

導入父の代から続く医院を“デジタル型組織”へ
人事評価制度の課題人事評価制度の導入には、過去2度挫折。コンサルの評価項目が膨大で処理が追い付かない
導入の決め手・効果クラウド型で運用が簡便なDoctorHRに出会い、ようやく導入を決断
今後の展望スタッフがやらされるのではなく、自ら成長し、挑戦する組織へ

原点と変革のはじまり

父の代から続く医院を“デジタル型組織”へ。地域密着の矯正歯科の成長ストーリー

当院は、昭和47年に父が開業した「矯正治療に強い総合歯科」という特色を持つ医院です。私は父と共に約8年間臨床を行った後、2003年に医院を引き継ぎました。当時は非常にアナログな環境で、レントゲンは現像室で処理し、スタッフは私と妻、衛生士2名の計4名。チェアも4台のみでした。

その後、医院の移転開業を経て、現在ではチェア10台、スタッフ23名体制に。歯科医師5名、歯科衛生士8名、歯科技工士2名、その他歯科助手や受付、管理栄養士など8名で構成されています。

私たちのミッションは「歯科治療を通じて患者様の幸せな生活に貢献すること」。最新の技術を学び続けることで、安心・安全な歯科医療の提供を目指し、週末には積極的にセミナーや講習会に参加しています。

人事評価制度導入までの試行錯誤

2度の失敗から見えた評価制度の課題。DoctorHRとの出会いがもたらした転機

人事評価制度の導入には、過去2度挫折した経験があります。最初は2014年、デンタルショーでのミニセミナーを受け、紹介された評価制度に興味を持ちましたが、制作費用が200万円と高額で断念。

次に2016年、コンサル会社主催のセミナーに参加し、資料やテキストを揃えて再挑戦。しかし、評価項目が膨大で、私と事務長(妻)でチェックするには大きな負担があり、再び断念しました。

昨年、クラウド型で運用が簡便なDoctorHRに出会い、ようやく導入を決断。効率化された評価システムが、当院の課題を解決する鍵となりました。

DoctorHRがもたらした組織の変化

360度評価とポジティブレビューで変わる組織文化と人材育成

導入は非常にスムーズで、2023年11月に契約後、Zoomでの綿密な打ち合わせを重ね、医院に合った評価基準を設計。2024年1月にはスタッフ向けのキックオフミーティングも行われ、第三者であるDoctorHRの担当者からの説明により、現場への浸透もスムーズでした。

特に活用している機能は「360度評価」と「ポジティブレビュー」。

360度評価では、スタッフ同士の相互評価により公平性が保たれ、「勉強好きで成長意欲がある」「医院に貢献している」「チームワーク力がある」といった項目を軸に評価を実施。

上記のような項目を作成し、ウェイトづけを行い。医院にとって重要な項目の配点を上げる
※この画面はデモ画面です。

ポジティブレビューでは、スタッフの良い点を3〜10項目具体的に記録。一方でネガティブレビューも取り入れ、バランスの取れたフィードバックを行っています。

これらの仕組みによって、スタッフ同士の観察力が高まり、幹部候補の選出や責任ある役割の付与が実現。結果として組織全体のパフォーマンス向上につながっています。

未来を見据えた仕組みの進化

ポイント制度導入で目指す、自律型組織と持続的成長

今後は、DoctorHR上での「ポイント制度」導入を検討しています。スタッフをランク分けし、トップ層にはリーダーシップを発揮してもらい、中間層には成長を促しながら責任あるポジションを任せていきたいと考えています。

評価制度の進化を通じて、スタッフがやらされるのではなく、自ら成長し、挑戦する組織づくりを目指しています。医院運営における人事評価のあり方に、これからも新たな一歩を踏み出していきます。

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