盛岡となん歯科・こども矯正歯科は、岩手県盛岡市にある予防中心の歯科医院です。小児矯正やインプラント、審美歯科にも対応し、患者の「真の健康」を目指した診療を提供しています。今回インタビューに応じてくださったのは山田 優貴院長です。事業承継を行い、様々な問題を乗り越えた経験と、人事評価制度の課題、DoctorHRを導入し、その後の効果についてお話を伺いました。
導入 | 父の背中を追い、9,000万円の負債から年商3億円へ |
人事評価制度の課題 | 人材の多様化に伴うマネジメントの複雑化 |
導入の決め手・効果 | 「使いやすさ」「成長の可視化」「評価の公平性」「サポートのきめ細やかさ」 |
今後の展望 | 当院独自の賞与制度をシステムに組み込み、さらなる業務効率化を目指す |
地域に根ざし、3世代を見守る歯科医院へ
貴院について教えてください
当院は現在、歯科医師7名、歯科衛生士5名、歯科助手7名、受付2名、保育士2名、経営戦略室4名、サポートスタッフ2名、合計29名で運営しています。理念は「心と体の健康を育む」であり、3世代にわたって地域の方々を見守れるような歯科医院を目指しています。私は父親の負債9,000万円と築40年以上の医院を継承し、継承初年度は無投資で年商1億円を達成しました。その後、2022年にフルリニューアルを行い、組織の拡大を続け、2023年には年商3億円を達成しています。現在では年間20院ほどの見学者が訪れる歯科医院となっています。
診療の際に大切にしていることを教えてください
当院の運営は、父との二人三脚で始まりました。その中で「虫歯を治すだけでなく、子どもの頃から予防ケアのモチベーションを高めることが大切」という気付きがあり、小児歯科にも力を入れるようになりました。また、地元を盛り上げたいという思いから、親子を対象にしたイベントも積極的に開催しています。具体的には、のような活動を行っています。
具体的には、以下のような活動を行っています:
・キッザニア体験
・ママさんサークル
・夏祭り
・クリスマス会
「歯医者=楽しくない場所」というイメージにとらわれず、患者さんや従業員が楽しいと思える場を創出し続けています。

成長を支援する評価制度の導入と効果
人事評価制度に関心を持ったきっかけを教えてください
まず前提として、経営者として大切なことは、企業が成し遂げたいことと社員個人の目標を一致させる仕組みを作ることだと考えています。なぜなら、人は「自分がしたいこと」をする生き物だからです。
そのため、当院では個人のビジョンを明確にするための面談や教育を取り入れ、成長支援制度(人事評価制度)を活用しています。この制度を通じて、社員の成長を支援し、「良い思考→良い行動→良い習慣→良い現実」のサイクルを作ることを心がけています。

DoctorHR導入以前に抱えていた問題を教えてください
経営陣は月に一度スタッフと面談を行い、フィードバックを実施しています。特に重要なのは、スタッフが目標に向かう行動を上司が確認し、選択肢を提示することです。その際、ズレが生じた場合は責めるのではなく、目的思考を共有するよう努めています。
以前は「医院の方針に共感していれば、やりたくない仕事もやってほしい」という考え方がありました。しかし、これを改め、スタッフそれぞれの価値観を尊重するための仕組み作りが必要だと気付きました。その結果、基準を設ける必要性に迫られ、人事評価制度の導入に至りました。
DoctorHRで実現する、個人と組織のビジョンの一致
最終的にDoctorHRを選んだ決め手は何ですか?
DoctorHRを知ったのは医院に届いたパンフレットがきっかけでした。選定のポイントは以下の通りです:
・公平さを担保してくれること
・運用が簡単であること
・成長を可視化できること
DoctorHRの導入はスムーズに進みましたか?
はい、とてもスムーズに進みました。サポートが一人ではなくチームで行われており、とても丁寧に対応していただきました。
特に印象的だったのは、設計の段階でただの「御用聞き」ではなく、「他の医院ではこうされていますが、山田先生の場合はいかがですか?」という形で相場感を提示しながら進めていただけたことです。このアプローチのおかげで、選択肢の幅を広げつつ、医院のニーズに合った設計ができました。

DoctorHRでよく使う機能は何ですか?
360度評価をよく活用しています。この機能のおかげで、評価が公平に行えるようになりました。実際に導入してみると、自分自身が考えていた評価とスタッフが互いに評価していた内容が一致しているかどうかを確認でき、自信を持って評価を進められるようになりました。
また、「ポジティブレビュー」という仕組みも非常に便利です。これは、医院の理念に共感しているスタッフをレベル付けすることで、評価がより簡単になるものです。一方で、新人に関しては不足している点を明確化することができ、フィードバックの際にその不足分を丁寧に指導することができます。このように、スタッフの成長に直結する活用が可能になりました。

導入後、どのような変化がありましたか?
360度評価を導入したことで、スタッフの評価がより公平になりました。例えば、理念に共感しているスタッフは評価が簡単ですが、新人に関しては足りない点を明確化し、フィードバックの精度を向上させることができました。
また、データを基に年間表彰を行う取り組みも始め、スタッフ間で「自分も目指したい」という意欲が高まっています。
地域とともに、次のステージへ
今後の取り組みについて教えてください
当院独自の賞与制度をシステムに組み込み、さらなる業務効率化を目指します。
また、地域とともに成長し続ける歯科医院として、より多くの方々に貢献していきたいと考えています。

ー医療法人a-liveの取り組みは、患者さんや従業員への配慮だけでなく、
組織全体の成長を見据えたものでした。地域医療に貢献し続けるその姿勢に、さらなる期待が寄せられます。