クリニックの常識を覆す人事制度改革

医療法人輝笑会 いちき歯科
院長 市来 正博 先生

大阪市北区東天満で2000年に開院したいちき歯科(医療法人輝笑会)は、
南森町駅・大阪天満宮駅から徒歩1分という好立地にあり、月に2,300名以上の患者さまが来院する大型クリニックです。
ドクター6名を含む30名超の専門スタッフが在籍し、虫歯治療からインプラント、デンタルエステまで大学病院レベルの体制で幅広い診療を提供しています。

導入月間約2,300名が来院し、ドクター6名を含む
総勢30名以上のスタッフが在籍する大型クリニック
人事評価制度の課題スタッフ数が増え、個々の成長行動を
後押しする仕組みが不足していた
導入の決め手・効果既存の評価基準をそのまま反映できる高いカスタマイズ性
Tobe-Ruによるきめ細かな伴走サポート
今後の展望分院横断のデータ統合を進め、全スタッフが
自律的に学び続ける組織づくりを目指す

紙の360度評価は限界!─評価改革へのファーストステップ

「スタッフの納得感を高めたい」

市来正博院長は、賞与査定に紙ベースの360度評価を用いてきましたが、
集計の煩雑さや主観が残る点に課題を感じていました。スタッフからも
「もっと客観的に評価してほしい」
という声が上がり、デジタル管理への移行を決意されました。

“見えない課題”を浮き彫りにした30名体制

スタッフ数増加による目配り不足

評価基準の不透明さによる不安

成長行動を後押しする仕組みの欠如

アナログ運用では情報共有や面談準備に多くの時間を要し、
本来注力すべき教育やマネジメントに十分な時間を割けていませんでした。

カスタム×伴走力が決め手―導入の決断を後押しした3つのポイント

自院固有の評価基準をそのまま反映できるカスタマイズ性

紙運用の360度評価をリアルタイムかつ詳細に拡張できる点

・カスタマーサクセスチームによる伴走サポート

市来院長は「ここまでフィットしたサービスは初めてです」と導入の決め手を語ります。

現場が動く活用機能BEST3

導入の壁を越えた“シンプル設計”の舞台裏

設計段階で何度もブラッシュアップを重ね、シンプルな評価フローに落とし込んだ結果、
スタッフへの周知は数回の説明で完了しました。
入退社処理など一部UIに改善余地は残るものの、
「人的サポートでカバーできており、大きな障害は感じていません」
と市来院長は振り返ります。

数字と行動が変わる!導入半年のリアルインパクト

・ポイント獲得を狙うスタッフが増え、自己研鑽コンテンツの視聴率が向上

・昇給・昇格基準の可視化により、面談が数値ベースの建設的な対話へ変化

・幹部間で評価データを即座に共有できるようになり、マネジメント会議の質が向上

これらにより、評価への納得感が高まり、スタッフの内省フィードバックが活性化しています。

次なるステージは“自律型組織”―リアルタイム成長曲線へ

UI刷新が進めば、スマホからワンタップでの評価・入退社処理や
分院横断のデータ統合が実現します。
市来院長は「来年度には全スタッフが自分の成長曲線をリアルタイムで確認できる環境を整えたいです」と語り、“スタッフが自律的に学び続ける組織”を目指しています。

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