みなさんこんにちは!
Tobe-Ruにてマーケティング担当をしております濱岸と申します。
前職では医療機関の在宅クリニックの立ち上げを行っており、
多くの医療従事者と一緒に仕事をしていました。
その中で、医療業界において「頑張れば報われる」をどう体現するか
非常に悩むことが多く、その解決策として出会ったのが、
DoctorHRが提供する「人事評価制度」でした。
今回は自分自身の実体験を踏まえながらお話したいと思います。
前職での経験から考える人事評価の課題
突然ですが、新選組といえば、厳しい掟「局中法度」は聞いたことがありますでしょうか?釈迦に説法かとは思いますが、新入り隊士を募集したところ、まっとうな者がこず、入隊しても好き放題に振る舞いました。そこで、禁令(ルール)をつくることになりました。それが新選組の鉄の掟「局中法度書」です。もし新撰組に局中法度がなかったらどうなったでしょうか?
医療現場において、人事評価制度の整備は避けて通れない課題の一つです。私は前職で往診を運営している医療機関にてマネージャーを勤めておりましたが、当時はコロナ渦ということもあり、往診のニーズがとても高く、医師や医療スタッフの動向、マネジメント、評価に関して多くの悩みを抱えていました。
医師に関しては、当時コロナ渦のため、非常勤の需要が非常に高く、そこまで評価制度に関する問題は出ませんでした。一方で、事務スタッフに関しては、昇給や評価の仕組みを構築することが難しく、適正なマネジメントが求められていました。
【人事評価制度における主な課題】
- 給与の昇給が難しい
- 事務スタッフの給与は財務的な制約が大きく、評価が高くても昇給制度を柔軟に設計するのが難しい。
- 人件費の増加は年々の経営負担となるため、慎重な制度設計が必要。
- 一律昇給制にしてしまうと、一度昇給した場合、減給するのは制度上難しい。
- 頑張りを定量的に評価しにくい
- 医療現場では、単純に「この作業を何分以内に行う」「ミスを何個以下に抑える」といった指標では適正な評価が難しい。作業時間が長かったとしてもミスがない方が大事。
- 定性的な業務が多いため、評価基準を明確にすることが困難。
- 組織内の人間関係の問題
- 医療スタッフ間での足の引っ張り合いが発生することがある。協力的な組織文化の醸成が重要。
▼実際に合った話
Cさん「AさんがBさんの悪口を言ってましたよ。」とBさんに言う。
一方で、
Aさんに「BさんがAさんの悪口を言ってましたよ。」というスタッフが
いて、職場の雰囲気は悪化。
一方でCさんは仕事はできるので、注意するけど何度言っても直らない。
にわかには信じがたい話ですが、こんな幼稚なことをする人が実は本当にいました(笑)
上記のように、評価制度が不透明であると、不満が募り、組織全体の士気が低下するケースがあります。マネージャーとして、「どうすればスタッフが『頑張ってよかった』『働きやすい』と思える環境を作れるか」を常に考えていました。しかし、明確な解決策を見いだせないまま悩み続けていたのが実情です。
DoctoHRで学んだ知識を前職で活かすなら
現在、私は立場上、様々な打合せに同席する機会もあり人事評価に関する知識を学ぶ機会が多いです。もし過去の職場でこの知識を活かすとすれば、次のようなことを実践すると思います。
- 360°評価の導入する
- 上司・同僚・部下といった多方面からのフィードバックを受けることで、公平な評価を実現。
- スタッフ間の協力関係を促進し、組織全体の成長につなげる。
- 昇給ではなく「賞与原資」という考え方を活用する
- 業績評価・360°評価・ポイント制度を組み合わせ、頑張りを賞与に反映する仕組みを導入。
- これにより、固定費の増加を極力抑えつつ、努力が報われる環境を構築。
- 昇給を実施する場合の基準設定する
- スキルや業務成果だけでなく、人間性も評価の要素に組み込む。
- 特に「人の悪口を言う」「噂を流す」といった行動を取るスタッフは組織に悪影響を与えるため、これらの要素を重視。
- 360°評価のプロミスレビューで特定項目のウエイトを調整する
- 例えば、チームワークや組織貢献度の評価項目の比重を高めることで、協力的な文化を醸成。

画像のように最も重視する「ウェイト」を引き上げることで、大事な価値観を評価に反映することができる。
- 評価基準の透明性を確保し、スタッフが納得感を持てる制度にする。
まとめ
医療現場の人事評価制度は、組織の安定と成長にとって非常に重要な要素だと感じています。しかし、適切な制度設計がなされていないと、スタッフのモチベーション低下や離職率の増加につながりかねません。
現在の知識をもとに振り返ると、評価制度を単なる「給与の決定要素」としてではなく、「スタッフがやりがいを感じられる仕組み」として構築することが不可欠です。360°評価や賞与制度の工夫を通じて、公平で納得感のある評価制度を整備することが、結果的に組織の発展につながるのではないでしょうか。

