こんにちは、株式会社Tobe-Ruの福島です。
前回の心理的安全性の事例はいかがだったでしょうか?
今回は心理的安全性のよくある誤解3選をご紹介させていただきます。
1)人間関係と心理的安全性の相関性は必ずしもイコールではない
組織の心理的安全性を考える際に
・うちのスタッフは人間関係が良いから必要ない
・スタッフ同士の仲がいいから心理的安全性も高いだろう
という風に思われる方もいらっしゃると思います。
本図は人間関係と心理的安全性の相関を表した図ですが、本来のチームの目的は「チームの意見を結集させて成果を達成することです。「人間関係が良いだけ」のチームでは、異なった意見を出す場面で、人間関係が壊れるのを恐れて、指摘ができないといった状況がでてきます。人間関係の良し悪しだけで判断をせずに、「異なった意見も気兼ねなく発言できるか」といった観点も必要です。
原田将嗣「心理的安全性をつくる言葉55」, 飛鳥新社, 2022年8月 11ページ
※人間関係が極端に悪い場合は、人間関係の構築から始めましょう
2)心理的安全性の高い職場って何を言ってもいい?
心理的安全性の高い職場を目指すと「組織が無法地帯になりそうだな」と考えられる方もいらっしゃると思います。
組織の無法地帯の状態は下の図の左上の「さむい職場」に定義されます。心理的安全性を高めてもチームとして何を目的にやっていくのか、何を大切にしたいのかそういった仕事の基準を高めることができなければ、学習する強いチームには育ちません。
何を目的にやっていくのか、何を大切にしたいのかをお伝えすることは先生、経営者の大切な役割になります。
石井遼介「心理的安全性の作り方」, 日本能率協会マネジメントセンター, 2020年9月 37ページ
3)役職がある人にはそもそも言いにくい
読者の中には、自分のチームは「心理的安全性は高い状態」と考えている方も多いと思います。
しかし!!
そもそも目上の方に対しては、心理的安全性は自然と低くなります。
スタッフにとっては、院長先生をみると、「院長」「年上」「雇用主」「医師」…等先生方自身がチーム内で心理的安全性を低くさせる因子が数多く存在することを認識している必要があります。
心理的安全性に関する誤解3選はいかがでしたでしょうか?
今後の皆様の組織経営について少しでもお役に立つことができれば幸いです。
次回の「これからの組織運営で重要な心理的安全性」シリーズでは、「では組織を変えていくためにどうすればいいのか」のヒントをお伝えできればと思っています。








